稲枝の押入れ

いなえが適当なことを書いては、しまっておく場所

就活について 準備編

はじめに

こんにちは、いなえです。

なんとか就活を終え、とりあえず一息ついたという感じです。 というわけで、多くの人が苦しめられる就活において、少しでも楽に出来ればと思い、記事にしようかと思いました。

最近記事を書いてなかったからとかではないです。ええ。

準備編とか書きましたが現時点でなんか面倒になってきてるのでこれで途絶えるかもしれません。

今回は、主にその就活を実際に始めるにあたっての準備をする段階の話をしようと思います。

準備とはいっても、「インターンに行け」だの「ボランティアをしろ」だの「バイトはしておけ」だのといった、そういう就活アピールに向けた準備ではなく、就職活動がやりやすくなるような準備の事です。

多くの人は自分でやり方を見つけていくんでしょうが、就活が始まるとその試行錯誤にもおそらくメンタルを削られることになると思うので、脳死でこれに倣うのもアリではと思っています。 取り敢えず、参考までに見てもらえれば幸いです。

情報の整理

就職活動において、大切かつ一番面倒なものとして、情報収集があります。
就職活動が始まったからといって企業から勝手に情報が来る、というものでもありません。おそらくほとんどの人がリクナビマイナビといったサイトに嫌々登録し、その中で企業を探し、エントリーをしていくことになると思います。初めの方こそ問題はないのですが、だんだんたくさんある情報を整理するのが面倒になってくると思います。後からやり方を変えようとすると無駄に労力がかかったりするので、適当に始めるよりはこういった方法を取ったほうが良いのではないかと思います。

ソフトウェア的な部分

メールアドレス

就活を始めるとわかるのですが、多くのサイトは登録を要求してきますが、その際に通知を飛ばすメールアドレスを要求されます。
また、何か連絡がある度にマイナビリクナビからメールが届きます。一番使っているアドレスで登録するのが、メールを見ずに重要な連絡(例えば面接の日程の打診など)を見逃す可能性はないのですが、おそらく一番使っているアドレスは、他のメールも来るため、就活関係のメールとそうでないメールが混ざってしまい、後々就活関係だけ見たい時に面倒だったり、多くメールが来ると就活関係の大切なメールが流れてしまったりすると思います。

それを防ぐために、僕は就活専用のメールアドレスを取っておくことを推奨します。

加えて、その中でもGmailのアドレスを取得することをオススメしておきます。

gmailを取得する際にgoogleアカウントが使われますが、これが色々と便利なためです。また、スマホでもPCやタブレットでも確認できるという意味でも、キャリアメールを使うよりもこういったフリーメールを使ったほうが良いのではないかと思います。これは後で話すカレンダー等についても同じです。

カレンダー

就活で一番まずいのは、参加予定の説明会をドタキャンすることになってしまったり、行けると言った日程で面接がバッティングしたりということです。
場合によっては選考それ自体に響きかねないミスはなくしたいですよね。普通ならそんなことほぼないと思うのですが、時期によっては予定がすごい勢いで入ってきて、脳みそだけだと管理できなくなってきます。おとなしくカレンダーを使いましょう。

さて、その上でどれを使えば良いのかですが、僕は先程取ったGmailアカウントでのGoogleカレンダーを使うことをオススメします。コヤツは、スマホのカレンダーに追加しておくと自動で同期を取ってくれるので、PCからもスマホからも予定が見れる上に、追加削除ができるという優れものです。iPhoneでそういったことが出来たのできっとAndroidでも出来ると思います(開発元的な意味で)。

スプレッドシート

Gmailアカウントを使ったサービスについて2つ来たので、流れでいってしまいます。

就活が始まると、特に解禁時期から暫くは、「何処の企業にエントリーしたか」とか「何処の企業がどこまで選考がすすんでいるか」等がわかりにくくなります。勿論リクナビマイナビからエントリーしたのであれば、(UIが壊滅的に悪いので探すのに苦労する可能性があるのは否定しませんが)企業ごとのそれらについては見ることは出来ます。ただし、パッと見て全体の状態は掴めません。
また、リクナビマイナビの両方に載せている企業は、自分がどちらからエントリーしたのかわからなくて困ることがあります。

こういった情報をまとめる方法はいくつかありますが、僕はGoogleスプレッドシートでまとめました。これは所謂Excelの様なものなのです。「じゃあExcelでいいじゃん」となると思いますが、Googleスプレッドシートの利点は今までも何度も言ってきた通りスマホでもPCででも見れるし編集できるところにあります。

このGoogleスプレッドシートというのは、Googleドライブ(Googleが提供しているクラウドサービスと認識してください)上で作成できます。ブラウザ上で編集が可能で、GoogleドライブもGoogleスプレッドシートも、Gmailアカウントを持っていれば無料で利用可能です。Excelと比べると、操作が違ったり、機能が少なかったりしますが、就活の情報をまとめる程度ならこれで充分でした。

僕は一番上の行に、

  • 企業名
  • 志望度
  • 説明会参加日
  • 履歴書締め切り日
  • 筆記or適性試験
  • ES提出締め切り日
  • 一次面接日程
  • 二次面接日程
  • マイページ登録の是非
  • マイページID
  • 経由したサービス
  • 備考
  • マイページURL
  • 応募情報URL

と言った感じで書いておいて、その下の行に企業ごとに色々と書き込んでました。参考までに。自分でいい方法を模索してみてください。

後は、交通費が非常にかさむのでそれを記録していたりしました。色々自動化出来るので楽ですね。

EverNote

説明会や面接など、メールで会場や日時についての連絡が来れば先程のGmailで確認すれば良いのですが、例えば、企業が自社ページを持っていて、「そこに詳細置いておくから見てね」形式だったり、リクナビマイナビに連絡が来るタイプの場合、サッと確認したい時にログインを要求されて面倒だったり、電波の入りにくいところにいる時に開けなかったりして不便です。

そこでEverNoteを活用する事をオススメします。

これは簡単に言うとクラウドメモ帳サービス的な感じなのですが、画像も使えたり、何ならその画像に加工もできたりと実は多機能だったりします。ブラウザに表示されている内容を選択して貼り付けると、そのままの感じで貼り付けてくれます。これを使って自社ページの面接の詳細案内を貼り付けておけば、確認したい時に、IDやPasswordを忘れていても、電波が入らないところに居ても*1すぐに確認できます。
マップで位置を示した画像なんかがあったりしてもそれもコピーしてくれたりするので、そういった点で普通のメモ帳を使うよりも良いと思います。

また、最初は特に忘れがちですが、ESを残しておくのにもEverNoteは有効です。面接などではESの内容を元に色々なことを聞かれたりします。そのESの内容がわからなければ、面接で何を聞かれそうか一切検討がつかず、準備もできません。どこまでESで書いたのかを把握しておくためにもESを残しておくのは重要です。
ESでなくても企業の自社ページのエントリー設問等もコピーアンドペーストするだけで非常に楽です。
また、ESで共通して聞かれる様な自己アピール等についてEverNoteにおいておけば、新しい会社のESを書く際も楽ですし、自己分析についても置いておけばESを書く助けになるかもしれません。
pdfファイルを貼り付けることも出来るので提出したOpenESをそのまま貼っておけるというのも楽ですね。

そしてくどいですが、これもスマホからもPCでからも使えるのも利点です。

交通系アプリ

特に僕が千葉住みという事もあるのですが、都心に出る機会が多くなるので、都内の鉄道周りに詳しいとか、そういう場合でなければ交通系アプリを入れておくのをオススメします。

結構色んな所に行くことになるので、初見の場所に面接の時間に間に合う様に行くというのは意外と神経を使います。当たり前でしょと思う人も多いと思いますが、念の為。

僕はYahoo!乗り換えに非常にお世話になりました。これはMyページに検索した乗換案内を保存したり出来るのでオススメです。

地図系アプリ

流石に殆どの人が入れてると思いますがこれも念の為。駅から遠い場所に行かないといけない事もあったりしますしね。僕はGoogleMapsにお世話になってました。

Twitter

情報収集の為(大嘘)

ハード的な部分

手帳

さっきカレンダーの話をしたので「えっ?」と思う人がいるかもしれませんが、一応用意しておいたほうが良いです。就活が行われるのは大抵は少しフォーマルな場ですし、スマホを取り出すのが憚られる場面というのもあると思います。何故か手帳なら取り出しても社会的に特に問題ないらしいのでこれは用意しておきましょう。

ただし、カレンダーアプリの予定と同期を取っておかないと予定を聞かれた時に困り、意味がありません。注意しましょう。

クリアファイル

こいつが意外と便利かつ重要です。安くてもいいので透明なやつを適当にエントリーする会社の数程度買っておきましょう。説明会や面接などで書類等を渡された時に1つのクリアファイルにまとめておくと非常に楽です。

A社の面接に行く前にA社の書類のすべて入ったクリアファイルを持っていけば、直前にA社のことについて確認できたりもします。

僕はこれをしやすくするために、説明会や面接などでのメモは手帳やメモ帳、ノートではなく、ルーズリーフに取っていました。そしてそれをクリアファイルに入れておけば、全てのアナログな情報は1社あたり1枚のクリアファイルの中に集約されるわけです。管理が楽ですね。

クリップボード

特に合同説明会などにおいて、机が無いという場面は多くあります。ノートやクリアファイルを下敷き代わりにしてもいいですが、僕はクリップボードを買っておくことをオススメします。何なら立ち見でもメモをとるのに困りません。

所謂画板に似たもので、殆どの人が見たことはあるかと思いますがわからなければググってください。

扇子

汗っかきな人は夏近くまで就活がのびるとスーツのせいで非常に困ったことになると思います。扇子やタオルを持ち歩くことは考えておいたほうが良いと思います。

携帯バッテリー

電車の中でスマホをいじるのであれば、あると安心。

スーツやビジネスバッグ等

買わない人はほとんど居ないと思いますが念の為。2着あると安心ですが、結局僕は2着買ったものの、1着しか使いませんでした。むしろ、一人暮らしならば、忙しい時は洗濯が面倒になってしまったりするので、中のカッターシャツは3枚はあったほうが良いんじゃないかと個人的に思います。

人的な部分

就活の話を出来る友達

志望する業界が同じだとなお嬉しいが、違ったとしても共通する一般的な情報が入ってくるのでいるとありがたい。ひとり何も知らず取り残されているかも…という不安は少なくとも小さくなる。Discordで鯖立てて情報交換とかも良いと思います。

まとめ

例によってまとめる能力が無いのでタラタラと駄文を連ねてしまいました。結論から言うと、

ということですね。何だ、僕もうまくまとめられるじゃん。

スマホとPCのどちらからでも見れるということは、思った以上にメリットなので、環境依存レスな感じで就活を進めていきましょう。

ということでお役に立てば良いですが今回はこんな感じで終了です。それでは。

*1:なんか本当は課金しないとローカルで保存されないらしいんですが、キャッシュに残ってるからか普通に見れる