稲枝の押入れ

いなえが適当なことを書いては、しまっておく場所

おすすめ家電(?) 2020

↓目次長くなっちゃったので「CCS Advent Calendar 2020」を押して最初の目次に飛ぶのをお勧めします。

CCS Advent Calendar 2020

この記事はCCS Advent Calendar 2020の6日目の記事です。

前日はうしさんの空を飛ば(べ)ないロケットリーグになります。
ロケットリーグ、楽しいのでやりましょう。ランクリーグはやったことないけど…

概要

色々あって幾つか家電(+α)を買ったりしたのでそれについて語りたいと思います。
ネタも捻りもなく素直に良いものをお勧めしたいというだけの気持ちでお送りします。
個人的な感想が多分に含まれるので参考程度にお読みください。

乾燥機付き洗濯機

  • 費用 : ★
  • 効果 : ★★★★★
  • 総合 : ★★★★★
  • 使用期間 : 約1年

これはすごい。洗濯から乾燥までやってくれるので、
「あ、そうだ洗濯機回してたんだった干さないと」
とか
「昼の天気のいい時間に干したいから休みだけど午前中に起きないと…」
とか洗濯機を開けて
「え、これいつの洗濯物…?(絶望)」
みたいなことが無くなります。

メリット

時間に拘束されなくなる

洗濯に時間拘束されることが無くなります。
取り合えず洗濯機回しとくか、が出来るのです。

多機能機種もあり

そして最近の洗濯機は洗剤の自動投入機能なんかもついています。
洗剤や柔軟剤を毎回計って入れる必要はなく、本体の洗剤・柔軟剤用タンクに入れておくことで、毎回適量を自動投入してくれます。

また、商品によっては温水洗浄機能も付いていて、40度や60度の温水で洗うことが出来ます。

つまり、ボタン一つで

  • 洗剤等の投入
  • 温水洗濯
  • 乾燥

を全てしてくれます。
取り出すのも好きな時でいいんです。乾燥してますから。
皺が気になる人は、適度に暖かくてふんわりした状態を維持してくれる機能付きのものもあるのでそれを買えばいいと思います。

デメリット

メリットについて述べたのでここからはデメリットを。

費用がかかる

まずは本体のお値段です。正直かなり高いです。20万円以上は覚悟しておいた方がいいです。
電気代もですね。正直多少増えたか?というレベルなんですが、流石に普通の洗濯機よりは電気代がかかります。

清掃コストが少しある

さらに清掃コスト。乾燥時に乾燥フィルタに沢山の埃が溜まります。多分想像している3倍くらい溜まります。これを洗濯の度に掃除しないといけません。
とはいえ、これは乾燥フィルタの清掃が楽なモデルを買えばそれほど問題ではありません。

やってくれるのは乾燥まで

デメリットではないですが、当然やってくれるのは乾燥までなので、服を畳んだり、アイロンをかけたりという作業が苦痛という人にとってはその部分については特に改善しないです。 自分の様に洗濯による時間制約が苦痛だと思っている人にはおすすめできますが、服を畳むのが苦痛、という人にはおすすめできるかはわかりません。

おすすめ機種

自分が買ったのは、PanasonicのNA-VX800ALという機種になります。こいつはここで書いた全機能が入ってます。非常に便利です。
デメリットを打ち消して余りあるメリットがあります。
よって総合評価は星5つとしました。

ルンバ

  • 費用 : ★★
  • 効果 : ★★★★★
  • 総合 : ★★★★★
  • 使用期間 : 約1年

メリット

言わずと知れた、お掃除ロボットですね。
自動で部屋の中を動き回って掃除をしてくれます。
自分は実は他にちゃんとした掃除機を持っていなくて、ルンバとハンディクリーナーだけで生活しています。それでも充分綺麗に保つ事が出来ます。
どれくらい綺麗に保てるかというと、家に泊まりに来た後輩に
「いなえさんって潔癖症なんですか?」
と言われるくらいです(まあ多少ものを片付けはしましたが)。
僕が以前住んでいた家の惨状を知っていたら絶対に出てこないセリフですね(前の家はマジで汚かった)。

ルンバの優れたところは綺麗に「保って」くれる点だと思います。
掃除する時間をスケジューリング出来る機能がある為、「毎日14時から掃除」と決めておけば自動でやってくれるので、毎日掃除をした状態になるわけです。

ルンバの大まかな機能は「自動お掃除ロボット」という言葉に殆ど集約されているので、自分が購入する前疑問に思っていた点について書いていこうかと思います。

ちゃんと掃除してくれるの?

そもそもの掃除能力、吸引力等がどの程度なのかがわからず、ちゃんと綺麗に掃除してくれるのかが気になっていました。
これに関してはモデルによる差もあるのですが、自分が買ったe5では掃除残しの様なものはありません。
一般的な掃除機とそれほど変わらない性能と考えておいていいと思います。
また、ルンバはその吸気口が独特で、髪の毛などが絡まったりすることがなく、綺麗にダストボックスに入ってくれます。
これはかなりありがたいですね。

掃除する場所的な意味でも基本的に部屋中の行ける場所は掃除されている印象です。
正直何かにぶつかったらランダムで向き変えてるだけなんじゃ…と思う挙動をしていますが、ここが掃除されてない…という様な事は今のところありません。(ランダムではない、と公式が答えている様です)
詳しいアルゴリズムはわかりませんが、1時間以上稼働している事もあるので量でカバーしているのでしょうか…
自分は約11畳+α程度の範囲の掃除を任せているのですが、もしかすると広い部屋だと掃除残しも出てくるかもしれません。
とはいえ定期的に掃除されるので気になる様な事もなさそうですが。

カーペットを越えられる?

部屋の中にカーペットやマットを敷いていた場合この辺りが気になるかもしれませんが、自分の場合はこれは問題になりませんでした。意外とスルスル越えて行ってくれます。
2cmまでの段差は乗り越えられるそうです。車輪が大きいのもあって、ちょっとした段差ならグイグイ上ってくれます。
ただ、カーペットの角などはたまに少しめくりあげている事があるので注意が必要です。

掃除して欲しくない空間に行かない様に出来る?

部屋中自動で掃除してくれるのはありがたいのですが、PC等の精密機器やギター等の楽器、観葉植物の周りなど、お掃除ロボットにぶつかられると困るものがあると思います。
そういった時に掃除する場所を指定したいですよね。

ルンバでは「バーチャルウォール」というモノを置いておくことでこれを設定できます。これを置くと正面に仮想的な壁を作った様にルンバがそこを通れなくなります。
部屋から出ない様にしたり、階段から落ちないようにするのに使用できます。
「デュアルバーチャルウォール」というものもあり、こちらはバーチャルウォールの機能に加えて、周囲30センチを侵入禁止にする事も出来ます。
これを掃除されたくない空間に置いておけば、ルンバはその近くに近寄らなくなります。

ただし、これらはどちらも7000~8000円程度してしまうので、沢山買うとなるとしんどいものがあります。(購入時に1つ付属してはいるのですが)

さらに、上位モデルだと、部屋の中をマッピングしてくれるので、スマホアプリから進入禁止エリアを設定できる様です。
沢山進入禁止にしたい場所がある場合は上位モデルを買った方がいいかもしれないですね。

ダストボックスやフィルターの掃除は楽?掃除の頻度や交換の頻度は?

普通の掃除機を使っていた時に結構億劫だったのがゴミが収納されるダストボックスの掃除でした。
汚い場所なので大変だとあまりやりたくないですよね。

ルンバはダストボックスが丸ごと取り外すことが出来ます。中のゴミはボタンワンプッシュで出せるので、ごみを捨てるのも楽です。
しかもダストボックスは下位の一部モデルを除き、水洗いも可能です。

フィルターについては公式に週1回(ペットがいる場合週に2回)のお手入れが必要とされてますが、自分は1ヶ月に1度程度しかお手入れ出来てませんが充分稼働しています。
交換は吸い込む力が弱くなった時にすればいい、との事なので気付いたときにすればいいようです。
価格も1つ1000円ちょっとなので気になったら変えられるので精神衛生にもいいですね。

置き場所に困りそう

充電するドックを置いて、基本はそこでルンバが待機することになるので、それが邪魔にならないかなーと思っていました。
が、自分の場合はベッドの下に待機させることで全く邪魔になっていません。というか普段は目につくことすらないです。
下が10センチ程度空いていたら、ベッドの下でなくとも待機させることが出来るのではないかと思います(高さが9.2cmらしいので)

デメリット

ここからは幾つかあるデメリットを挙げていこうと思います。

駆動音が大きい

まずは音についてです。店頭で他のロボット掃除機と比べてルンバを選びましたが、他の幾つかと比べても音が少し大きめでした。普通のパック式掃除機の90%位の音がするイメージです。
(念のため書いておくと、それでもルンバを選んだのは掃除の性能が他と比べて圧倒的だったからです)
それに加えて障害物にぶつかった時などはバンパー部分がガシャガシャとなりますし、細い椅子の足などはセンサーで事前に検知できないのでガシガシぶつかってます。
自分の場合2日に1回の稼働だと大体45分から70分ほど動くので、その間この音を我慢しないといけません。
通学通勤で家を開ける場合はその時間に掃除をするようにスケジューリングするようにすればいいので問題ないですが、このご時世在宅の方も多いと思うのでその場合は音は少し気になるかもしれません。
気になるようなら散歩でもしに行けば良いと思います(?)

床にモノがあると使えない

これはデメリットと言っていいのかわかりませんが、脱ぎ捨てた服や物を床に置く人や、座布団等床に置くタイプの家具が多い人は、相性が悪いかもしれません。
「ルンバに掃除させるために片付けをする」
みたいな話もよく聞きますね(綺麗になるなら結果オーライ…?)

おすすめ機種

ルンバは幾つかモデルがありますが、それについては https://www.rentio.jp/matome/2019/01/roomba-compare/ に良くまとまってるので参考にすると良さそうです。
この図から大雑把に引用すると、
Sシリーズ > iシリーズ > 900シリーズ > eシリーズ ≒ 800シリーズ > 700シリーズ > 600シリーズ
という順に機能がいいです。
そしておすすめモデルですが、eシリーズ以上になります。自分はeシリーズのe5を買いました。

eシリーズ以上がおすすめの理由は、

  • ゴム製デュアルアクションブラシという髪が絡まらずお手入れがほぼ不要に近いブラシがついているのがeシリーズ以上
  • 吸引力が600シリーズの5倍~40倍で充分強い
  • ダストボックスの水洗いが可能なのはeシリーズ以上のみ

という点を考慮してです。自分がe5を選んだのはこれに加えて

  • 値段が他の機種と比べて安い(e5は5万円程度ですが、それより上位モデルは10万円以上します)
  • 稼働時間が90分であり、上位モデルiシリーズの75分より長い

という点を考慮しました。
コスパ良く買いたい人にはe5がおすすめです。充分に役立ってくれます。 室内のマッピング機能等が使用したい人やゴミの自動回収が欲しい人は更に上位のモデルを買ってもいいかもしれません。
自分もさらなる便利を求めて買おうか迷っています…

ちなみに、今は公式でサブスクリプションサービスもあるようなので、気になっているけど本当に役立つかわからないし買うのはちょっと…という人はこれで試してみるといいかもしれません。
月3000円前後みたいですね。

お試しもあるみたい
https://www.irobot-jp.com/robotsmartplan/#anc01

総評

使用して1年ですが、床にモノを置かない性格というのもあって、これはコスパも良く非常に満足度が高い買い物になりました。
休みの日はルンバにベッドをガンガン小突かれながら起きると猫に起こされたような気持ちになれます(ほんまか?)

大満足の星5つです。

ハンディクリーナー SHARK

  • 費用 : ★★
  • 効果 : ★★★★
  • 総合 : ★★★★
  • 使用期間 : 約1年

ハンディクリーナーシャークは小回りが利くハンディタイプの掃除機です。
コードレスで、普段は充電ドックに置いておき、そこから引き抜いて使用します。
ちょっとしたところの掃除に向いています。これが地味に便利です。
自分は広いエリアの普段掃除は全てルンバに任せて、それ以外の場所や気になったところをこのハンディクリーナーで掃除しています。
ルンバがメインアームで、ハンディクリーナーがサブアーム、という感じですね。
洗濯機の乾燥フィルタの掃除もこのハンディクリーナーでやっています。

メリット

取り回しがいい

コードレスなのでとにかく取り回しが良い事ですね。
ちょっと何かをこぼしてしまった時やルンバで入れない場所をサッと掃除したいときにスッととってボタンを押すだけなので非常に楽です。

見た目がいい

デザインが良いので、見えるところに置いておいても問題がありません。自然な感じで家具に馴染みます。
そのおかげで置き場所の幅も広くていいですね。

着脱バッテリー式

バッテリーが簡単に着脱出来るようになっており、掃除の途中でバッテリーが切れても、そのバッテリーを充電しつつ別のバッテリーで引き続き掃除が出来ます。
コードレスの気になるところである充電切れがカバーされているのは嬉しいですね。

整備が楽

ボタン一つでゴミを取り出せるほか、フィルタが水洗い可能なので整備にも手間がかかりません。

アタッチメントが地味に便利

通常のコードレス掃除機の様に床を掃除できるようにノズルを伸ばすアタッチメントや、布団用のアタッチメント等があり、これらが地味に便利です。
特に床用のアタッチメントは便利ですね。

デメリット

吸引力が強くはない

正直大きいデメリットがないんですが、上げるとしたら吸引力ですかね。
流石にコード有りの掃除機ほどの吸引力はありません。
「こんなもんか」ってなるくらいです。ゴミが溜まってくると結構吸引力が落ちるのでこまめにゴミを出してやった方がいいですね。
でもコードレスでこのサイズだとそれなりの吸引力な気がします。

アタッチメント置き場

あとはドックにアタッチメントが1つまでしか置けないので不便です。2つくらいは置かせて欲しい…
と思ったら最新モデルでは2つ置けるようになっていました…買い換えようかな…

販売方式

あとこれはデメリットというか、販売方式についての疑問なんですが、通常のモデルと、床掃除用のアタッチメントがついているモデルとが7000円くらい値段差があって、このアタッチメントそんなにする…?と思ってしまいました。

総評

なくても困りはしないのですが、あると色んな所で便利、というような立ち位置の家電でした。
総評は星4つです。

ウォーターサーバー

  • 費用 : ★★
  • 効果 : ★★★
  • 総合 : ★★★
  • 使用期間 : 約1年

ウォーターサーバー和製英語で、英語圏ではウォーターディスペンサーというらしいですね。
とまあそれはともかくウォーターサーバーについてです。

正直別にウォーターサーバー欲しいとか思ってなかったんですが、とあるキャンペーンで少し安くなっていたので、「ウォーターサーバーが家にある生活」を体験してみたくて購入&契約しました。
製品そのものに期待しての購入ではないので、これまでのよりも割とフラットな意見がかけるんではないかと思っています。いや、他のもフラットなつもりではいますが。

メリット

習慣化

直ぐに水が飲めると、よく水を飲むようになりました。これによって水を飲む習慣が出来たのは良かったと思います。
知らず知らずのうちに*1水分不足になっていて頭痛になる、みたいなのが以前は多かったのですが比較的減ったと思います。

キンッキンに冷えてやがる…ッ!!

いつでも直ぐに冷えてる水が飲めるのは地味にうれしいですね。

クソ熱いのも出るよ

そして実は熱湯もいつでもすぐ出せます。
コーヒー直ぐ作れます。これ結構でかいですね。
カップ麺とかも行けます。

飲み物買わなくてよくなる

スーパーとかに行ったときに飲み物を買わなくなりました。それに伴い、清涼飲料水を飲むことがほぼなくなりました。
大学時代なんか毎日のように飲んでたのに…
買い物をしても買い物袋が重くなくて楽でいいですね。
水の入ったボトルは家に配達されるので運ぶ必要もないです。

デメリット

費用が高い

まず、本体代金がかかってきます。自分の場合キャンペーンで無料になってましたが、意外とするみたいなのでキャンペーンを狙って入った方が良いかもしれません。
水自体の料金が安い会社を選んでも、正直2Lペットボトルとかでスーパーで安く売ってるのよりは割高になると思います。
また、水を冷やしたり温めたりした状態にしておくのに電気を使用するので電気代もかかります。月500円以上くらいのイメージです。
衛生上の理由から電源をつけずに使用するのは推奨されていない様で、これも必要経費のようです。
高いよう…

場所を取る

スリムなのでそれほどでもないですが、本体がやはり場所を取りはします。また、届いた水のボトルを置いておく場所も必要です。

おすすめ機種

自分はPREMIUM WATERと契約して、amadana スタンダードサーバーというのを使っています。
選んだ理由はキャンペーンやってたからでしかないんですが、このサーバーのデザインが結構いいので気に入っています。
また、WEBページのUIが悪くなくて、次月の配達を止めたり、本数を変えたり、みたいなのが簡単にできます。
ただ、スマホ版のページにバグがあるようで、パスワードが合っていてもログインできません。
これはほんまにマジで何とかしてほしい。

総評

有ったら便利っちゃ便利だけどコスパ的にはどうなんだろう…高くはないけど…
という微妙な感想だったので、星3つです(心の中では3.5)。

電動昇降式 スタンディングデスク

  • 費用 : ★★
  • 効果 : ★★★★
  • 総合 : ★★★★
  • 使用期間 : 約4ヶ月

スタンディングデスクとは、通常の座って使用する机ではなく、立って使用することを前提とした机です。
立った状態専用のものもありますが、多くは高さを調整して座り用途でも使用する事が出来ます。
そのうち、自分が紹介したいのは、電気をつかってボタンで高さを調節出来るスタンディングデスクです。
手回し式などもありますが、手軽さから電動のものをおすすめします。

メリット

長時間座っている事によるリスクを回避できる

長時間座っていると、血流が悪くなったり、腰を痛める原因になったりします。
メンタルにさえ悪影響がある研究もあるとかなんとか…

しかし、勉強や仕事を長時間する必要がある以上、ある程度は避けて通れません。
本当は避けて通りたいですが、社会が許してくれません。
そこで、スタンディングデスクデスクを使って立ちながら、もしくは立ったり座ったりを繰り返しながら作業をすることでこれを回避できます。
立ちっぱなしもあまりよくないらしいので自分は気付いたら座る時間も取る様にしてます。

眠くなりずらい

体感ですが、眠く成りづらい気がします。
少なくとも、寝落ちはないです。
少し眠くても、足踏みしたりすると結構改善します。

運動しながら作業できる

ステッパーやデスクバイクなどを併用することで、運動しながら作業出来ます。
日頃の運動が足りてないと思っている自分にはなかなか嬉しいです。

デメリット

立ってると疲れる

当然ですね。自分は初日とか足がめっちゃ痛くなりました。
2ヶ月くらい経つと、1日中たちっぱでも問題なくなりました。
立ち作業用のマットを買うのをおすすめします。

重い

これは自分の買った製品の話ですが、本体が思った以上に重いです。
その為、組み立てが少しだけ大変です。
ただ、そのおかげで机は滅茶苦茶安定していて、最高の高さにしても全然グラつきません。
組み立て時のみのデメリットですね。

環境構築が少し手間

机の部分が上下するので、それを考慮して配線を固定したりしないといけません。
机を上げたら電源ケーブルの長さが足りなくて机の上のディスプレイが後ろに落ちる、なんて嫌ですよね…
おすすめは磁石でつくタイプの電源タップを支柱に貼り付ける事です。
支柱も一緒に上に上がるので、天板から電源までの位置が変わらず、電源回りの配線が楽になります。

信用出来る業者がわからない

自分はFlexispotで購入したのですが、期間限定セールで割引価格で買ったところ、セールが終わった瞬間その商品の通常価格がセール中の割引価格とほぼ同じ金額に引き下げられるという体験をしました。
スタンディングデスクに関してはかなり有名な所だと思っていたので、もう何を信じればいいのかわからなくなりました(製品自体の質は非常に良かったです)。

日本の大手メーカーで作っているところは少ないですし、見極めが難しいです…

おすすめ機種

自分はコストパフォーマンスからEN1の自動昇降デスクを買いましたが、

  • 電動昇降式
  • 高さ記憶機能付き

であれば何でもいいと思います。
この2つを自分が重視するのは、机を上げ下げする回数が多いからです。
立ったり座ったりもそうですが、使っていない時は下げておきたいなーみたいな時にもボタン1つでやれたら楽ですし、逆に作業開始時にもボタン1つで立って作業する高さになってくれたら便利だと思いませんか?
よって、高さ記憶機能付きを強くお勧めします。

総評

在宅勤務になったこともあり、使用頻度が多いのですが、大変満足しています。
家のイスはめちゃくちゃ安物なのですが、これを導入してから腰痛もなくなりました。
運動しながらコード書けるのはいいですね。運動しながら動画を見るのでも便利だと思います。
星5つと迷いましたが、具体的に何かが出来るようになったりとかではないので星4つです。

アレクサ

  • 費用 : ★★★★
  • 効果 : ★★★★
  • 総合 : ★★★★
  • 使用期間 : 約1年

紹介する必要もない気がするがアレクサです。
所謂スマートスピーカーってやつですね。
「アレクサ、ソーラン節流して」
とか言うと、ソーラン節流してくれたりします。

…何に使うねんとか思うかもしれませんが色々と便利です。

メリット

声で色んなものを操作できる

アレクサは声で色んな事が出来ますが、これが便利な場面が幾つかあります。

まずは、手がふさがっている時です。料理している時とか分かりやすいですね。

鍋に何か食材を入れて、手を洗って手を拭いて、タイマーで分数を入れてスタートを押す

みたいな手順が

鍋に何か食材を入れながら「アレクサ、n分後に教えて」と言う

で終わりになります。

手元になくても操作できる

次に、操作するものが手元にないときです。
例えば時計が無いとしましょう。今の時間を知りたいけど時計が見つからない。
そんな時も「アレクサ、今何時?」で解決です。
スマホが手元に無くても「アレクサ、今日の天気は?」と聞くだけで天気が分かります。
出かける準備中なんかで時間がないときにはこれが地味に嬉しいですね。服を着替えながらその日の天気を確認できます。
なんか部屋が汚いなーと思ったら「アレクサ、掃除して」という事でルンバに掃除させることも出来ます。
(これはルンバは各種スマートスピーカーと連携可能な為です。)

あとはこのご時世、外から帰ってきた時ですね。
証明をつけるのにボタンやリモコンを触りたくないですよね。
「アレクサ、照明つけて」
で照明がつきます。
これはアレクサ単体では出来ないのですが、それについては後で説明します。

スケジューリング出来る

アレクサは直接声で操作する以外にも決められた条件で何かをさせることも出来ます。
具体的に言うと、特定の時間になったら特定のアクションをする、というような事などが出来ます。
朝7時になったら電気をつけて天気を読み上げ、最近のニュースを流し…
という事も可能です。

デメリット

誤爆する

「あれくさくね?」(あれっぽくない?の意)とかしゃべったりすると反応してしまう事があります。
正直アレクサはあまりウェイクワード(聞き取りを開始する単語。アレクサでは"Alexa", "Amazon", "Computer", "Echo"から選べる)の聞き取りの精度が高くない様に感じます。
たまに通話をしているとアレクサが勝手に反応して話し出したりします。

おすすめ機種

安く試したいなら安いのでEcho Dotですが、折角ならEcho Show 5を買って、ディスプレイ付きの便利さも体験してほしいですね。
手軽にNHKニュースを流したり、1日の降水確率の推移を表示したりできるのはディスプレイ付きの強みですね。Youtubeの再生とかもできます。

自分はEcho DotとEcho Show 5の2台運用してます。
Amazonのセールで定期的に半額になったりしてるのでそれを狙うのが良いと思います。そういう時だとEcho Show 5は5000円位で買えます。

総評

サクッとニュースを見たり、ラジオ体操をしたり、天気を確認したり、Youtubeを再生したり…
と色々な事が声で出来るようになるのが結構便利でした。よって星4つです。

個人的には次に紹介するスマートリモコンとの連携で声で電気とエアコンが制御出来るようになったのが嬉しいですね。
ベッドに潜り込んでスマホをいじりながら電気が消せるのはもうやめられないです(やめろ)

Nature Remo

  • 費用 : ★★★
  • 効果 : ★★★★
  • 総合 : ★★★★
  • 使用期間 : 約1年

Nature Remoは所謂スマートリモコンです。
スマートリモコンとは、すごく簡単に言うと、様々なリモコンとして使える、ネットワークに繋がっている機器、という感じでしょうか。

イメージしやすくするために、もう少し具体的にどのように使うか話しましょう。
Nature Remoにエアコンの赤外線リモコンを向けてボタンを押すことで、リモコンを登録できます。
すると、Nature Remoにアクセスすることで、それらのリモコンを操作して実際にエアコンをつけたり消したり、温度を上げたり下げたり、暖房冷房を切り替えたり…といったことが出来るようになります。

「Nature Remoにアクセスする」といいましたが、これは幾つか方法が有ります。
例えば、アプリスマホに公式アプリを入れれば、スマホがリモコン代わりになるわけですね。
他だと、アレクサと連携させてアレクサから操作する等といった方法があります。

メリット

アレクサとの連携で色々な事が可能

アレクサと連携することで、物理リモコンの代わりに声での操作が可能になります。
例えば、
「アレクサ、暖房つけて」
と言ったら暖房がつくように出来るわけです。

物理リモコンを探さずとも操作出来る、というのが基本的なアレクサとの連携のいいところですが、他にもあります。
アレクサはスケジューリング出来るので、朝になったら自動で照明をつけたり、
「行ってきます」
と言ったら証明とエアコンの両方をオフにしたり、と機能の組み合わせでの使用が出来るようになります。
アレクサ単体だと物理的な干渉はあまり出来ないですが、スマートリモコンと連携することでこれらのことが可能になり、アレクサの使用の幅が広がります。

家の外でも操作ができる。

スマートリモコンはネットワークに繋がっているので出先でも操作可能です。
「最寄り駅に着いたし家の暖房を付けておこう!」
と駅のホームでスマホから暖房をつけることも出来ます。

単体でも自動化が可能

特定の時間になったら~をする、みたいなことはアレクサを使わずとも、Nature Remo単体でもアプリから設定可能です。
機種によってついているセンサーが違いますが、温度・湿度・照度・人感などのセンサーがついていて、これで例えば
「〇度以下になったら暖房をつける」
みたいな事が出来ます。

デメリット

サーバーダウンすると使えない

スマートリモコンの機能を使用する際にはサーバーに接続している為、Natureのサーバーが落ちると使えません。
今のところ1度だけ経験したことがあります。数時間で復旧していたと思います。

おすすめ機種

Nature Remoは、通常のNature Remoと、Nature Remo miniという機種があります。
Nature Remoの方が高機能ですが、miniの方がリーズナブルです。
どういった点で高機能かと言うと、赤外線機器のみならず一部Bluetooth機器(製品が限られています)を操作出来たり、miniはセンサーが温度しかついていませんが、Nature Remoは温度・湿度・照度・人感等のセンサー全てがついています。

自分はセンサーが特に必要なく、どんなものか分からなかったので安いminiを買いましたが、今考えるとminiではない通常の方を買っていても良かったかな、と思っています。
Bluetooth機器も使えますし。

お試しであれば安価なNature Remo miniをおすすめします。

Mornin' plus

  • 費用 : ★★
  • 効果 : ★★★
  • 総合 : ★★★
  • 使用期間 : 約10ヶ月

Mornin' plusはスマホ連動型のカーテン自動開閉器です。
カーテンレールに取り付ける事で、カーテンの開け閉めをスマホから行えるようになります。

メリット

朝のリズムを強制で作れる

公式アプリにスケジューリング機能があり、例えば
「朝の7時になったらカーテンを開ける」
というような設定が可能です。

これにより、朝の日光を手軽に浴びることが出来、部屋が明るくなるため、比較的起きやすくなります。

暗くなったら勝手に閉めてくれる

スケジューリングで夜に閉めるようにしておけば、暗くなってきたら勝手にカーテンが閉まるので便利です。
実際、これを導入してからカーテンに触る機会が月に1度程度になりました。

設置が楽

設置は本当に楽です。ボタンを押しながらカーテンレールに押し込むだけだった気がします。
カーテンの自動開閉をするには他には電動カーテンレールを導入する方法がありますが、これに比べても圧倒的に楽ですね。

デメリット

音が大きい

モーターの駆動音が結構大きいです。
導入当初は、日光ではなくこの音で起きてました。
駆動スピードによって音が変わる様なのですが、音が最小になるようにしてもなおそれなりに音がします。
慣れてくるとそれほどでも無いですが、気になる人は気になるかもしれません。

操作がBluetooth接続

スマホで操作できますが、Bluetoothで接続して操作します。
その為、Nature Remo miniだと、スマートリモコンから操作出来ません。
Nature Remoであれば操作可能の様なのでAlexa等からカーテンの開閉を行いたい人は注意してください。

少し高い

カーテンの片側用が8000円前後するので、両側の購入を考えると16000円程してしまいます。
レースカーテンも開け閉めしたい、となると更にその倍…複数個所なら…
仕方ない面かもしれませんがコスパが良いとまでは言えませんね。
電動カーテンレールを導入する事を考えると安い位かもしれませんが。

総評

最初は感動したものの、正直今は慣れてしまってどれほど効果があるのかもわかりません。
(自分の家が南向きの部屋でないのもあるかもしれませんが)
朝の目覚めはスケジューリングして部屋の照明をつけるようにするのと併用することでかなり良くなったと思います。
おすすめではあるのですが、効果の実感が薄いので星3です。

POWER PLAY

  • 費用 : ★★
  • 効果 : ★★★★★
  • 総合 : ★★★★★
  • 使用期間 : 約7ヶ月

POWER PLAYとは、Logitech社(日本だとLogicool社)の無線マウス向けの給電機能付きマウスパッドです。

Logitec社とLogitech社は別の会社なのでご注意を。
ざっくり言うと、

  • Logitec : エレコム系列の日本の会社。コンピューター周辺機器を扱う。
  • Logitech : Logitecとは全く無関係のスイスに本拠地を置く会社。デジタルデバイスを扱う。
  • Logicool : Logitechの日本向けブランド。Logitechが日本に進出するにあたり似たような名前のLogitecがあったため作られたブランドと言われている。

という感じです。ミスしそうなので以下ではLogicoolと書きます。

Logicoolは、ゲーミング周辺機器で有名なメーカーですが、ゲーミングデバイスに興味がない人も見たことがあるかもしれません。
最近家電量販店等でも「ゲーミングコーナー」が設けられる事も増えてきていますが、そういった所でプロゲーマーの写真と共に一角がLogicoolブースみたいになってることも多いです。
取り合えずLogicoolにしとくか…みたいな買い方する人もいるんじゃないですかね。

それでは肝心のPOWER PLAYについて触れていこうと思います。
POWER PLAYはそんなLogicool社が提供するマウスパッドで、給電機能を備えています。
使用方法は、POWER COREと呼ばれる給電用のモジュールを対応マウスに組み込むだけです。
このPOWER COREがレシーバーの様になって給電される仕組みのようです。
無線マウスがマウスパッドの上にあると、充電してくれます。100%に近い時などはバッテリー寿命を考えて給電をストップしたりもしてくれます。
スマホを置くだけで充電できるQiをマウスでも出来る、といったようなイメージで考えるといいと思います。

メリット

充電要らずの無線マウス

マウスには有線/無線がありますが、無線マウスは本体と繋ぐ線が無い分使いやすい半面、バッテリーや電池が無くなると充電や電池の交換が必要というデメリットがあります。
POWER PLAYを使用することでこのデメリットがなくなり、充電をする必要がない使いやすいマウスになり、ストレスフリーになります。

とはいえ、最近の製品はかなりバッテリー持ちがよく、自分が仕事で使っているG502の無線モデルなんかは、POWER PLAYなしでも週に1度程度の充電で使えたりします。
ただ、やはり充電を忘れたりすると面倒なので、充電の心配が一切ないならそれに越した事はないですよね。

少し話は剃れますが、関連する懸念として、「無線マウスは通信ラグや精度の問題がある」という懸念を持っている人もいるのではないでしょうか。
しかしこういった懸念は最近のまともな無線マウスではまずほとんどありません。自分はゲームもG PRO WIRELESSでやっていますが、問題を感じたことはないです。

好きなマウスパッドを使える

給電マウスパッドってことは、自分の好きなマウスパッドが使えなくなるんじゃないか、と気になるところですが、それに関しても問題なさそうです。
POWER PLAYは給電の為のベース部分とマウスパッド部分があるのですが、自分はこれらの上に更にマウスパッド(ARTISANのハヤテ乙)を置いて使っていますが、何も問題ないです。
材質が特殊でない限りは好きなマウスパッドを利用できるのではないかと思います。

デメリット

デメリットはほぼ感じてないんですが、人によって気になるかもしれない部分を書いておきます。

マウスパッドの大きさ問題

ベース部分の大きさが決まっている為、センシが高く大きいマウスパッドを使う人はベース部分からはみ出てしまうため、マウスパッドに段が出来てしまうかもしれません。
一般的なセンシであればギリギリ収まるのではないかと思いますが…

また、逆にハイセンシでマウスパッドを置く場所が狭い人は置けなかったりするかもしれません。

POWER COREの個数

マウス側に装着してPOWER PLAYの給電を受けるPOWER COREですが、POWER PLAYに1つ付属しているのみで、単体での販売はしていない様です。
その為、複数のマウスを使用することは出来ません。

また、マウスパッドの側でどのマウスかを検知して紐付ける仕組みの様なので、POWER PLAYを2つ持っていても、2つのマウスがどちらでも充電できる、とは限らない様です(毎回ペアリングの様な事が必要になる気がします)
とはいえこれは想像の域を出ないので実際はわかりません。どうしても気になるのであればサポートに問い合わせてみればいいと思います。

総評

2万円弱といった安くない買い物ですが、充電が必要ない無線マウスというのは非常に便利でその価格に見合った体験かと思うので星5つです。

とはいえ、充電をする際にコードを繋ぐのが面倒なだけなので、マウスパッドから給電せずとも置いておけば充電される小型Qiドックの様なものでも十分な気がします。
どうもそういうものも(公式ではない様ですが)あるみたいなので気になる人は調べてみるといいかもしれません。

かえうち

  • 費用 : ★★
  • 効果 : ★★★★★
  • 総合 : ★★★★★
  • 使用期間 : 約2年

かえうちとは、キーボード配列を変換するアダプタです。
キーボード -> かえうち -> PC
とキーボードとPCの接続口に挟みこむ様に接続して使用します。

やっていることとしては単純で、キーボードからの入力を受けて、変換された結果をPC側に渡している様な感じです。
シンプルな機能ゆえに協力で、非常に便利で愛用しています

メリット

どこでも好きな配列に出来る

キーボードとPCに挟み込むという形を取っている為、キーボードやPCが何であれこれさえあれば好きな配列に出来る点が魅力です。
例えば、自分は無変換を押している間はHJKLでVimの様に矢印移動が出来るようにしていたりするのですが、こういったプログラマブルキーボードで出来るような事がどんなキーボードでも可能、というのが嬉しい点です。
他にもCapsLockキーを無効化しておくとか、Insertキーを無効化しておくとか、CapsLockキーを無効化しておくとか、あとはCapsLockキーを無効化しておく、なんてことも出来ます。
物理的なキーと、それによってPCに渡される論理的なキーの情報の紐づけを好きに変えられる訳なので、これが便利じゃない訳ないですね。

(宣伝 : 公式のフォーラムでメモ帳等でもVimに近い操作感で作業できるカスタマイズファイルを公開中です)

デメリット

起動時に認識しない

全ての環境ではないようなのですが、起動時にかえうちを挿したままだとキーボード入力が出来ない不具合があります。
かえうちを挿しなおせばいいだけですが、正直毎度毎度手間です(毎朝のルーティンになってしまっています)。
いつか直れば良いなと思うのですが、環境に依存する部分が大きそうなので結構難しそうです。
気長に待とうと思っています。

かえうちがないと操作がし辛い

飼いならされてしまった…

おすすめ機種

おすすめも何も無いのですが、今はよりコンパクトになったかえうち2が売っているのでそちらを買いましょう

総評

キーボード操作の数多のストレスから解放されるので星5つです。
将来的にはマウスカーソルを操作するキーも割り当てられるようになるかもしれない、との事なのでめちゃくちゃ期待しています。
かえうちはいいぞ。

まとめ

いかがでしたか?(テンプレ)
特にこの1年、色々なものを試してみましたが便利になるのもそうですが、新しいおもちゃを買った時の様な楽しさがあって、生活が豊かになったような気がしました。

分かりやすさの為に星いくつという書き方をしましたが、ここで紹介したものは全ておすすめなので気になる人は是非購入を検討してみてください。

Windows10でGASをローカルで編集する方法

概要

GAS(Google Apps Script)を書くにあたって、ブラウザ上で書いたり、ローカルで書いたものをブラウザで貼り付けたりしていたが、非効率なので同期するなりする仕組みが欲しかった。 調べてみると既にあるようなのでWindows10でこれを使用出来るようになるまでを自分用の備忘録としてまとめた。

目標

  • GASをブラウザ上で書くのを避けたい
  • ローカルのテキストエディタで書きたい
    • 慣れた操作をしたい(Vim on VSCode)
    • Gitに乗せられるようにしたい

対応

  • ClaspというGoogleが提供する、GASをローカルで管理出来るようにするCLIツールを使用する
  • ClaspはNode.js上で動作するのでこれを導入する

GAS をローカルで好きなエディタで編集するまで

Node.jsをインストール

https://nodejs.org/ja/
環境変数の更新のために再起動

claspをインストール

$ npm install -g @google/clasp

を実行。以下ログ

C:\Users\ユーザー名>npm install -g @google/clasp C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\npm\clasp -> >C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\npm\node_modules\@google\clasp\src\index.js npm WARN inquirer-autocomplete-prompt@1.0.1 requires a peer of inquirer@^5.0.0 || ^6.0.0 but none is >installed. You must install peer dependencies yourself.

+ @google/clasp@2.3.0 added 160 packages from 93 contributors in 11s

claspにログイン

$ clasp login

を実行。ネットワークについて聞かれるのでprivateでは許可。 ブラウザで開くので適当にGoogleアカウントにログイン。

Logged in! You may close this page. と出たらOK。 コンソールでは Authorization successful.

Default credentials saved to: ~.clasprc.json (C:\Users\ユーザー名.clasprc.json).

と出る。

GAS APIをオンにする

https://script.google.com/home/usersettings
にアクセスして「Google Apps Script API」をオンにする しないと、次のクローン時に

Input params not Valid JSON string. Please fix and try again

と出てcloneに失敗する

GASプロジェクトの承認をする

GASファイルを作成して初めて実行する際に出る承認を予め行っておく。「実行」を押すと色々出てくるのでそれに従って承認まで進む。

これを行っていない場合も次のクローン時に

Input params not Valid JSON string. Please fix and try again

と出て失敗する。

GASのクローン

適当なフォルダに移動して

$ clasp clone スクリプトID

とするとそのフォルダにコードがコピーされる

変更内容の反映

ローカルのファイルを編集し、

$ clasp push

することでローカルの変更内容を反映させられる。 (VSCodeなら Ctrl + @で開いているフォルダのコマンドプロンプトを開けるので便利)

Git

ローカルのファイルが簡単にリモートのGASファイルと同期出来るので、これをGit管理できるようになった。

C++でenumの名前を取得する

概要

表題の通りです。

enum(enum class)の名前を取得できる関数を作りました。C#enumのToString()とかみたいな感じです。

enumenum class以外を渡すとコンパイルエラーになるようになってる(してる)のでご注意を。

#include<iostream>
#include"nameof_enum.h"

enum Hoge {
    Huga,
    Piyo,
};

int main(){
    using namespace nameof_enum;
    Hoge hoge = Huga;
    std::cout << nameof(hoge) << std::endl;

    return 0;
}

という感じで使うと

Huga

と表示されます。

include

nameof_enum.hをincludeしてください

namespace

nameof_enum

関数

template<typename EnumType>
std::string nameof(EnumType value, bool omitsNamespace = true); 

template<typename EnumType, int32_t MIN, int32_t MAX>
std::string nameof(EnumType value, bool omitsNamespace = true);

基本的に

nameof(hoge) // hogeの値の名前を取得

と使います。 デフォルトだとenumが[-256,256]の範囲のものしか拾えないので、それを超える場合やそれほど広い範囲を拾う必要がない場合は

nameof<Hoge,-256,1000>(hoge) // [-256,1000]で収まるenumなら正常に動作する

と使ってください。

参考

殆どまんまですが、 qiita.com こちらの記事を参考にしました。

プロジェクト的にライブラリ導入はキツイ…という人は以下にコードを貼るので使えばいいと思います。*1

テンプレートで回す部分が書かれてなかったのでそこは足しました。

注意

内部で事前定義済みマクロを使用しているので、処理系依存です。 取り合えずVS2017で動作確認をとりました。 上手く動かない場合はnameof_enum_impl.hget_signatureの事前定義済みマクロをお使いの処理系で定義されているものに変え、extract_nameofの処理をそのマクロで返されるシグネチャに適したものに変えれば動くと思います。

ソースコード

うざいくらいにコメントつけておいたので最悪読めばわかると思います。

*1:著作権を放棄したわけではないです

VSCode上で楽にcargo build/runする方法

自分用備忘録。

VSCodeコマンドプロンプトを移動するのが面倒だった。

Ctrl + @VSCode上でターミナルが開けるので楽。

おそらくVSCodeで開いているフォルダ基準で開かれるので、プロジェクトのフォルダをVSCodeで開いておけば一発でプロジェクトフォルダが開けるのであとはcargo buildなりcargo runなりするだけでよい

VSゆるゆるTIPS

はじめに

この記事はの23日目の記事として書かれたものです。

前日の記事はとっちーの です。なんか記事が間に合わないとか言ってました。計画性のない奴ですね、まったく。

ごめんなさい

この記事はやる気0の状態で書かれたものです。ゆるゆるですがゆるして。
(登録したものの特に書くことが思いつかないまま当日になってました。こういう計画が出来ないところがお茶目ですね)

なんとなくVisual Studioについて書きます。(C++でゲームとかツールを作ったりしてるけどGUIをなんとなく使っててVSよくわからんなあという初心者を想定してます)
ほとんど説明するつもりはなくて、こういうものもあるよという紹介です。自分で調べてちょ。

ソリューションとプロジェクト

ソースコード等のまとまった単位をプロジェクトといい、プロジェクトを幾つも束ねたものをソリューションといいます。
例えば、ライブラリとして使うようなコードを集めたプロジェクトと、ゲーム本体を作るためのプロジェクト、ツール用のプロジェクト、を束ねたソリューション、という感じで使ったりします。

ビルド

構成にしたがってプロジェクトをコンパイル&リンク等することをVSではビルドと呼んでます。
複数のプロジェクトがソリューションにある場合はちゃんとビルドするプロジェクトを選ぼうね。
F5Ctrl+F5デバッグ実行もしくは実行されるのはスタートアッププロジェクトに設定されているプロジェクトなので、ここもしっかり設定しておきましょう。 (プロジェクト右クリックからの「スタートアッププロジェクトに設定」)

構成とプラットフォーム

VSでは、構成とプラットフォームという2つの組でビルド時のオプション等を設定できます。
例えば、この構成とこの対象プラットフォームの時は最適化を有効にする、という感じです。
最適化の有無以外にも、ビルド時マクロを設定したり、コンパイルオプション等を設定できます。
具体的には、構成はDebug,Release、プラットフォームはx64,x86等がデフォルトで生成されたりします(VSの上のほうに表示されてるあれです)
構成とプラットフォームは、ソリューション向けのものとプロジェクト向けのものがあります。
ソリューションの任意の構成とプラットフォームに対して、それぞれのプロジェクトの構成とプラットフォームを設定できます。

変更を反映

Alt+F10で変更を反映できるよ。
「ドラえも~ん、コンパイルしなおしたくないよお~」
って時にたまに便利

単体コンパイル

単一ソースがコンパイル通るか確認したいだけの時はこれでもいいかも。Ctrl+F7です。

コンパイル対象

どのソースコードコンパイルされているか認識していますか?
例えば、既に正常にビルドされるピロジェクトに、VS上からhoge.hを新規作成したとして、

void void ほげ(int ふが){
    bool poyo = ふが+3.0;
    return yahoo;
}

と書いたとしたらコンパイルは通るでしょうか。
やってみたらわかると思いますが、通ります。これはなぜかというと、hoge.hがビルドの要素に含まれていないからですね。
hoge.hを適当な.cppでincludeしたらビルドエラーになるかと思います。
VSでは、どのファイルをコンパイルしてどのファイルをコンパイルしないかをファイルの種類からいい感じに察してビルドしてくれている感じなのです。
デフォルトだと、.cppで作成したファイルがコンパイル対象で、.hで作成したファイルはコンパイル対象ではありません。
実際はファイルごとにコンパイルするか否かの設定をプロジェクトが持っています。
気になる人はソースファイルを右クリックしてプロパティを開くか、プロジェクトファイル周りを見るといいと思います。

ファイル

VSのファイルというと以下のような感じ

  • .sln
  • .vcxproj
  • .vcxproj.filters
  • .vcxproj.user
  • .vcxitems

https://docs.microsoft.com/ja-jp/cpp/build/reference/project-and-solution-files?view=vs-2019

.sln

ソリューションファイル。ソリューションの情報を持つ(保持するプロジェクトはどれ、とか)。

.vcxproj

プロジェクトファイル。プロジェクトの情報を持つ。

.vcxproj.filters

プロジェクトのフィルタファイル

ソリューションに追加されたファイルを配置する場所を指定します

とのこと。
VS上での表示や、ファイル種別の情報など一部のフィルタ情報はプロジェクトファイルではなくこちらでもっている。
VSのソリューションエクスプローラー上での階層表示を保持するのに使ってるくらいにおもっときゃよさそう。

.vcxproj.user

移行ユーザー ファイル らしい。

.vcxitems

共有アイテムプロジェクトファイル。共有プロジェクトを作った時に生成されるプロジェクトファイル的なもの。
共有プロジェクトは単体でビルドされないので持ってる情報が違う。

デバッグ

便利な機能たくさんあるから使おう。

ブレークポイント

みんな大好き。F9でカーソルのある行に貼れる。プログラムがそこに来たら止まるよ。

条件ブレークポイント

「ここに来た時、xが2の時だけ止めたい」とかもできる。

データブレークポイント

「ここのデータが変更されたときに止めたい」とかもできる。ただし、ブレークポイントが保持する情報がポインタなので、実行するたびに作り直さないといけない(多分)

4バイトまでしか変更を検知できない…とおもったらVS2019では8バイトまでいけたので記憶違いかも。

ステップイン/アウト/オーバー

ブレークポイントとかで止めてから、コードを1行ずつ実行したり出来る。便利。

ウォッチ式

ある変数の値とかを書いておくことで簡単に確認できる。
デバッグ>ウィンドウ>ウォッチ
か、Ctrl+Alt+W,[数字]でウォッチのウィンドウを出せる。
ここにたとえば

hoge.piyo.x

みたいに書いておくとxの値を表示できる。デバッグプリントより楽だしこっちのほうが便利な場合も多い(ソースコード汚さないし)。

UTF-8文字列をウォッチ式で出す

ウォッチ式とかのデバッグ機能だと、日本語は文字化けして見れないことが多い(ASCII OnlyなのかShift_JISとかなのかは把握してないです)

(hoge),s8

他にも色々あるよ(こことか参照)

VSはデフォルトだとソースコードShift_JISになってる謎仕様なので注意。しかもUTF-8はBOMつきじゃないと正しく動かないことが多い(VS2019とかだとなおってるのだろうか)。

UTF-8で開発したいだけなのに、何故かそれをするのに苦労する開発環境VS。
なぜ山に登るのか、そこに山があるからだ、という問答が頭をよぎった。

デバッグで関数を動かす

ウォッチ式とかに関数を入れてその結果を見たりもできるよ。あんま気づいてない人いそう。
プログラム止まってるので呼べないものもあるけど意外と呼べたりする。
例えば

int sum(int a, int b) {
    return a + b;
}

ってコードがあったとして、ウォッチウィンドウで

sum(3,5)

って書くとちゃんと8って値が見れる。メンバ関数とかでも使えたはず(特にconst関数だとうまくいく率高かった記憶)。

スタックトレース

どこかで実行を止めたときに、その処理がどこから呼ばれて実行されているかといった情報が見れる。
上のメニューから
デバッグ>ウィンドウ>呼び出し履歴
を選ぶか、Ctrl+Alt+Cで出せる。
デバッグ系のウィンドウはデバッグ実行してないと開けないものが多いので、適当にブレークポイント貼るなり一時停止するなりして開こう。

メモリウィンドウ

上のメニューから
デバッグ>ウィンドウ>メモリ
か、Ctrl+Alt+M,[数字]で出せる。数字はメモリの指定。実際にメモリにどうデータが乗っているのか直接見れるよ。編集もできたはず。
ステップ実行とかすると値の変わったところの色が変わったりするよ

スレッドウィンドウ

マルチスレッド開発とかしてるとスレッドごとの状態が見たかったりとかすると思うけど、単純なスタックトレースだとそれはみにくいのでスレッドウィンドウがあったりして便利
デバッグ>ウィンドウ>スレッド
で見れるよ。確かデフォルトの設定だとブレークポイント貼ったら全部のスレッドが止まるようになってたはずだからいい感じに活用しよう。

グラフィックスデバッグ

この画面のこのピクセルはこのドローコールで書かれたよ、みたいな情報を見れる。
DirectX直叩きしてるときとかは特に重宝すると思います。
デバッグ>グラフィックス
あたりからどうぞ

アセンブル

デバッグ>ウィンドウ>逆アセンブル
か、Ctrl+Alt+Dで開ける

おしまい

面倒くさくなってきたのでこの辺りにします。
いやほんまに雑な記事で申し訳ない。言い訳なんですがリアルがバタバタしてて書く暇なかったんです。
まだまだ便利機能があるんですが、何かとセンスのない感じだったりドキュメントが不親切だったりで意外と知らないことが多いので「こんな機能ないかな~」と思ったら調べてみることをお勧めします。

あと、VsVimを入れましょう

miro FORMERLY REALTIMEBOARD というサービス

miroというサービス

とても可能性あるし機能あるし完成度高いにもかかわらず、日本では(少なくとも僕の周りでは)あまり知られていなかったので紹介します。

名称はmiro。最初はRealtimeboardが正式名称かと思ってたんですが、どうもmiroがサービス名みたいですね(ほんと?)。

簡単にどんなサービスか説明すると、ホワイトボードや掲示板といったものをクラウド化してリアルタイムに共有できるサービスです。

ユーザーはアカウントを作成してチームと呼ばれるものに所属します。チーム内では複数のボードを持つことができます。このボードがホワイトボードや掲示板に当たるものです。ユーザーはそのボードに対して編集等を行います。

具体的にどんな感じなのでしょうか。一つずつ見ていきましょう。

登録が楽

Googleアカウント等で登録できるので、アカウントを持っていれば非常に簡単に登録を済ませることが出来ます。

無料でも使える

ボードの数等が増えてくると有料プランに入らないと不自由ですが、基本的に無料でも十分使用可能です。チームでの運用を考える前に試してみたいのであれば気軽に試すことが出来ます。

料金体系

以下要約です。(翻訳が怪しいので自分で見てください。変更されている可能性があるので最終的には自分で確認してください)

https://miro.com/pricing/

無料版 チーム版 コンサルタント ビジネス版 企業版
無料 年間契約なら1人当たり月額8ドル 年間契約なら1人当たり月額12ドル。 年間契約なら1人当たり月額16ドル 直接交渉して値段決定
無料 月間契約なら1人当たり月額10ドル。 月間契約なら1人当たり月額15ドル 直接交渉して値段決定

プランごとの機能制限等

以下、簡単な機能です(プランが変更されている場合があるので(ry)

https://miro.com/app/board/o9J_kxRcA9g=/?moveToWidget=3074457346726646785

概要 無料版 チーム版 コンサルタント ビジネス版 企業版 教育版
ボードの数 ∞(ただし編集可能なのは最新の3つ)
非公開ボード 不可
チームメンバーの最少人数 1 5 1 20 50 1
pdfやcsvへのエクスポート 基礎機能のみ 発展機能も可 発展機能も可 発展機能も可 発展機能も可 発展機能も可
最大編集者数 チームのサイズ Day Passによって無限になる Day Passによって無限になる Day Passによって無限になる 30人まで
公開ボードの閲覧可能なゲスト数
公開ボードのコメント可能なゲスト数
カスタムテンプレート 不可
ビデオチャット 不可 不可
投票 不可 不可
タイマー 不可 不可
プロジェクト 不可
手動ボードバックアップ 不可

線が引ける

お絵描きできます。どうも少し補正がかかるようなので本気のお絵描きには向かないですが、文字を書いたり矢印を書いてみたり出来てそれをリアルタイムに共有できます。

スマートドローイングという、書いた形から何かしらのオブジェクトに変換する機能もあります。

相手のカーソル位置がわかる

相手がどこにカーソルを合わせているのかが名前付きで分かります。通話をしていれば「ここがさ~」といった感じで現実でやるような指差しをしながらの会話が可能です。

表示をオフにすることもできます。

画像や動画が貼れる

ドラッグアンドドロップで画像や動画が貼れます。リンクをコピペしても貼れます。再生自体は他人と同期されませんが、ボードに埋め込まれる形で見ることが出来ます。

付箋やテキストボックスや図形等をおける

付箋等のオブジェクトを置くことができます。

移動させられる

ボードに配置された全てのものは後から自由に移動させることができます。

整列させられる

何かを移動させようとするとガイド(Power Point等であるような隣の画像と位置を合わせたりするような機能)が働いていい感じの位置に動かしやすくなっています。

これによって、簡単に画像やアイコン等を整列させられます。

操作が簡単

Shift+D&Dで矩形選択、Alt+D&Dでカメラの移動、Mでミニマップ、Ctrl+Zで戻る、Ctrl+Cでコピー、Ctrl+Dで複製、Ctrl+Lで複製、PgUp/PgDownで前面もしくは背面に移動etc...

かなりわかりやすい操作感で作業ができます。また、Ctrl+Zは自分の操作のみが戻ったりと細かいところでUXが優れています。

マルチプラットフォーム対応

これが強い。現状

に向けたAppがあるため、複数種類のプラットフォーム間でも同じボードを共有できます。

iPadのアプリについてはApple Pencilに対応しているので快適に作業が可能です。

また、一つのアカウントで複数の端末からボードに入ることもできるので、ペンでしたい作業とキーボードでしたい作業がある場合などスムーズに切り替えができます。

連携先が多い

など、色んなサービスと連携できる模様。プランによって制限があったり連携の内容も勿論違うので要確認のこと。

フレーム

ボード上の一部を切り取って1枚の画像のように扱えるフレームという機能があります。フレームを複数用意しておくとボード上の複数の個所をフレーム一覧として纏めて見ることもできます。

プレゼンテーション

作成されたフレームはプレゼンテーションモードで順に送って表示することが出来ます。雑多としたアイデアボードから簡単にプレゼンテーションを作成することが出来そうです。

チャット

実はチャット機能もあります。ここに文字ベースのやりとりは残しておくといいかもしれません。

チャットにおけるリンク

ボード内のオブジェクトを右クリックしてリンクを取得し、それをチャット欄に貼ると、そのオブジェクトがある位置に自動でカメラがフォーカスします。自分が何について話しているのか相手に伝えるのも楽になります。

全体のマップ

ボードの全体はMキーを押すことでミニマップとして表示できます。

コメント

何かに対するコメントは折りたたまれるコメントオブジェクトとして残すことが出来ます。何かへの指摘はチャットよりこちらのほうがわかりやすいこともあるかもしれません。

コメントも一覧で確認可能です。

画面共有

あるボード内で最大一人が画面共有権を持ち、画面共有権を持った人物の作業画面をその他の人は見ることが出来ます。画面共有権を持っている人が話している音声も聞けます。他人に何かを説明するときに画面共有して見てもらうといいかもしれません。

アクティビティ

ボードに対する変更はアクティビティとして確認できます。「誰が編集したんだ?」と思った場合もここで確認可能です。

まとめ

思いついたものを説明がしやすい順に書きなぐったものになってしまいましたがいかがでしたでしょうか。ここで紹介しきれていない機能ももちろん多くありますのでぜひ試してみてください。

矢野啓介氏著「W E B + D B P R E S S p l u sシリ ーズ [改訂新版 ]プログラマのための文字コ ード技術入門」を読んで

読了記録。   
文字コードについてよく知らないなと思って読み始めた。偶然にも文字コードについて知識が必要になる場面があったので、それも良い感じに働いて、モチベそこそこに読めた。

(厳密さも必要ないと思うので以下、符号化文字集合も文字符号化文字も文字コードとざっくばらんに書く)


本書は、題名の通り技術者が文字コードを扱うために基礎的なことを学ぶ入門書だ。結構基礎的な事からやってくれるのでありがたかった(前半は非技術者でも気合いがあれば読めるかもしれない?)。


読み始める前は、ASCIIについては何となくわかるが、Shift_JISEUC-JP、Unicode等については何もわからなかった。正直UnicodeUTF-8UTF-16の違いさえわかっていなかった(これについては本書にその戦犯がさりげなく記されていた…MS…)。本書はその様な初心者状態でも読み始められる。


全体としての難易度は普通、と言った感じだった。文字コード自体はその経緯などもあり複雑なものも多いので理解しづらかったり、難解なものもある。しかし少なくとも本書の範囲においては、ゆっくり読めば大体は理解できると言った感じだった。ただし、場所によっては言い回しが分かりづらかったり(個人の感想です)、前提問題が共有されていなかったようで何度読んでも理解出来ない所があって辛かったりはした(ググったらすぐに理解できたので現代においては問題にならない)。


この書籍で勉強して良かったのは、文字コードが策定されるまでの経緯等について踏まえている事だ。正直読み始めた頃は「僕は歴史ではなく文字コードについて学びたいのだが」と思っていた。しかし、その仕様を理解する上でも、策定の経緯を押さえて置く事には意味があった。何故このようにデータを扱うのか、の由来に理由があるのは覚えやすい。文字コード同士の関係も覚えやすくなったりもする。そういう点では非常にお勧めできる。


また、恐らく避けて通れないのでそういう構成になっているというだけだとは思うが、規格を確認しながら進めていく形式は個人的にありがたかった。自分が理解した内容が何についてのものなのか把握できた。


前半は有名どころの文字コードについてその歴史と内容を一通り見るものだった。Unicode周りまで読むだけでも価値がある様に思う。


後半については、実際に使用する際のリファレンス的なものが増えている印象だった。各文字コードの基本的な考え方を知りたいのであれば最後の方は読まなくても良いかもしれない。ただし、文字コードを扱う上での慣習や問題について把握したいのであれば飛ばすことはできない様にも思う。また、本書執筆の際に参考にした書籍や、より深い学習をする際に参考となるであろう書籍についてのリファレンスもあるので、有用である。


個人的には、文字コードは今やどこにでもついてくる問題なので、自分が必要だと思うところまで読み進めるのがいいと思う。読み物として読めないほど重い、ということもない。


総評としては、文字コードについて良くわからない人にはお勧めできる良い書籍であったように思う。なんだか良くわからないけどなんとなく扱っている、という以前の僕のような人には特にお勧めだ。

 

僕が以前書いた文字コードまとめ - 稲枝の押入れは、要点を押さえながら本書を読む為に、本書を参考に作ったものであるので、もし本書を読んでいる最中に整理をしたくなったら参考にしていただけると助けになるかもしれない。


要望があるとすれば、ISO/IEC 2022で2バイトの符号化文字集合を使う場合について、GLもしくはGRの7bitにも満たない幅をどう使用して2バイト文字について表すかを、具体例を交えて記して欲しかったというくらいだろうか(予想はしていたものの明言されなかった様に思う。勿論、僕の記憶違いの可能性も大いにあるので興味のある人は読んで「ここに書いてたぞ!!」と教えて欲しい)。終始モヤモヤしていて最後には個別に調べる事になった。


何にしても、初学者には1冊で重要な知識について纏まっていてありがたい1冊であった。