稲枝の押入れ

いなえが適当なことを書いては、しまっておく場所

思考

みんなちがってみんないい(本当か?)

すごく簡単なことだけど、人は皆違っている。生まれた時や、過ごしてきた時間や場所、その他とても多くの要素が思考や、もしかすると身体をも形作る。ある人とある人の歴史が違うから、それらの人は違う、という論だとそれはどうだか怪しい気もしてくるが(客…

人文社会科学という学問分野について

導入 人文社会科学とは 本題 概要 人文社会科学が「役立って」いないように見える 「価値=有益性」論 既に公知となっている事による有益性の判断の変化 成果が出るまでの試行錯誤は受け取る側は見えない 人文社会科学は普遍の真理を探求する学問ではない 人…

「いじめ」について考える時の前提のお話

少し前に大きなニュースとして上がったりしていた「いじめ」に関する事件、それらについて語られる文脈で、その個別具体的な事件についてだけでなく、「いじめ」一般の話がなされるのを見かける。 全てに当てはまるわけではないとしても、「いじめ」というも…

知識というものや学問というものに対する姿勢

突然だが、僕は学問を修めている人を尊敬している。その知識には経済的にも非常に価値があると考えているし、それを大いに使ってくれると良いなと考えている。もっと言うならば、学問とはそれを1人の人間の中に入れることで有機的に結びついて、情報としては…